夏になると湿気や汗で髪がうねってしまうことが気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなうねり対策として縮毛矯正に注目してみましょう。
縮毛矯正の概要や、夏を快適に過ごすためのケアについて解説します。
縮毛矯正はどのような施術か
縮毛矯正とは、髪の内部のタンパク質の結合を薬剤で一度解き、柔らかくした状態の髪をストレートアイロンで真っ直ぐ整えた後、別の薬剤を使用して再び結合させていく施術です。つまり、髪質そのものを変えたり整える施術ではなく、むしろダメージを受けやすい施術であるため、定期的なトリートメントやアフターケアを怠らないことが大切になります。
梅雨時や夏だけのスポット利用も可能
縮毛矯正が気になるものの、髪への負担を心配される方には、梅雨や夏の湿気やうねりが特に気になる時期だけにスポット的に縮毛矯正を取り入れる方法もあります。特に髪が扱いにくくなるこの時期、手入れが楽になれば日々のストレスを軽減できますし、スタイリングがうまくいかずに気分が上がらないといったことも減るでしょう。また、サロンによっては部分的に施術を行うこともできるので、具体的な方法について相談してみることをおすすめします。
縮毛矯正後に注意すること
縮毛矯正直後の髪はまだ不安定な状態で、引き延ばした状態がしっかり定着するまでに約48時間が必要だと言われています。耳にかけたり結んだりすると跡がつく可能性があるので、この期間はできるだけそのままの状態を保つようにしましょう。どうしても髪を結ぶ必要がある場合は、太めのゴムでゆるく結ぶ工夫をしてくださいね。
まとめ
夏場の湿気によるうねりに悩む方には、縮毛矯正は湿度や汗によって起こる髪のうねりやボリュームを抑えるための非常に有効な手段です。適切なアフターケアを行って、美しいストレートヘアを長く保ちながら、夏を乗り切っていきましょう。